吐き気・嘔吐があるときの対処と注意点
- 吐き気があるときは無理に食べず安静に。落ち着いたら少量ずつ水分をとります。
- 原因は食べすぎ・胃腸炎・乗り物酔い・片頭痛などさまざまです。
- 市販薬は原因に合わせて。繰り返す・原因不明の吐き気は自己判断で頼りすぎないこと。
- 血を吐く・水分がとれない・激しい頭痛や腹痛・意識がおかしいときはすぐ受診を。
🛌 まずは安静に
吐き気があるときは無理に食べず、楽な姿勢で安静にしましょう。衣服をゆるめ、風通しのよい場所で休むと落ち着きやすくなります。吐き気がやわらいできたら、常温の水や経口補水液を少量ずつ、ゆっくりとります。一度にたくさん飲むと吐き気がぶり返すことがあるため、少しずつが基本です。
🔍 吐き気の原因を見極める
吐き気の原因はさまざまで、ほかの症状の有無が見極めのヒントになります。原因によって向く対処が変わります。
| 食べすぎ・胃の不調 | みぞおちの不快感を伴うことが多い。胃腸薬で様子を見られることもあります。 |
|---|---|
| 感染性胃腸炎 | 下痢や発熱を伴うことが多い。水分補給と安静が中心になります。 |
| 乗り物酔い | 乗り物の揺れで誘発される。酔い止めの市販薬が使えます。 |
| 片頭痛に伴う | ズキンとする頭痛を伴う。頭痛のタイプに応じた対処を検討します。 |
| 薬の副作用・ストレス | 服用中の薬や心身の状態が関係することも。気になるときは相談を。 |
💧 水分のとり方・食事再開のタイミング
吐き気が落ち着いてから、常温の水や経口補水液を少量ずつとりましょう。食事は、おかゆやうどんなど消化のよいものを少量から、無理のない範囲で再開します。脂っこいものや冷たいもの、乳製品はしばらく控えめにすると安心です。
⚠️ すぐ受診したいサイン
次のような場合は、市販薬で様子を見ず、すぐに受診してください。
- 嘔吐を繰り返して水分がとれない、尿が出ない、ぐったりしている
- 血を吐く、コーヒーかすのような黒い嘔吐物が出る
- 激しい腹痛・激しい頭痛・首のこわばりを伴う
- お腹が張って便もガスも出ない
- 頭を打った後の嘔吐、意識がもうろうとする
- 高齢の方・小さなお子さん・妊娠中の方で症状が強い
これらは、脱水や消化管・脳の病気などが隠れているサインのこともあります。ためらわず受診してください。
よくある質問
吐き気止めはドラッグストアで買える?
乗り物酔い用の市販薬など一部は購入できますが、繰り返す嘔吐や原因不明の吐き気には、自己判断で薬に頼らず受診を検討することも大切です。
吐いた後、何か食べてもいい?
吐き気が落ち着き、少し時間がたってから、消化のよいものを少量から始めましょう。無理に食べる必要はありません。
頭痛と吐き気が同時にあるときは?
片頭痛に伴う吐き気のこともありますが、今までにない激しい頭痛やしびれを伴う場合はすぐに受診してください。
子どもの嘔吐にも同じ対処でいい?
子どもは脱水が進みやすいため、水分が取れない・ぐったりしているなどの場合は早めに小児科を受診してください。
吐き気が続くときは何科を受診すればいい?
まずは内科や消化器内科が一般的です。激しい頭痛を伴うなら脳神経、女性で妊娠の可能性があれば婦人科など、随伴症状によって適した科が変わります。迷うときはご相談ください。
